季節の栖 Twenty Five Reasons

さだまさし( 佐田雅志 ) 季節の栖 Twenty Five Reasons專輯

14.夢の夢

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる
そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった
夢から覚めてみれば まるで子供じみていると
自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た

気づかれず咲いて散る花もあるように
咲かないままで散る恋もある

夢の夢だと わかってる けれど
逢いたい

いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって
誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり
夢を見るくらいは 多分許されると思う
けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある

嘘と識って聴く言葉があるように
夢と知って見る夢もある

嘘の嘘だと わかっても 愛を
聴きたい

気づかれず咲いて散る花もあるように
咲かないままで散る恋もある

夢の夢だと わかってる けれど
逢いたい